浪曲ってどんなもの?

節の部分と語りの部分から成り立っていますが

節はテンポの速いラップのようなものもあれば、ゆったり歌う感じのものもあります。

語りも重厚な芝居がかったものから軽妙なものまで、演者・演目により様々です。内容も芝居がかった重厚なものから、韓国ドラマのように幸・不幸がジェットコースターのように繰り返されるものや、ほとんど落語のように笑わせるものまでとにかく幅広いです。

聴いていただくのが一番だと思います。

 

① ラジオのNHKFMで毎週月曜日、午前11時20分から現役のプロの浪曲師の浪曲が放送されています。ベテランから若手まで様々です。聴き逃しても、聴き逃しサービスで1週間聴けます。

 

 

② 実演を聴くには、浅草の木馬亭で毎月、1日~7日まで浪曲を口演していますので、いろいろな人の節を聴くには一番良いと思います。浪曲7人、講談1人出演します。これで2,400円(25歳以下半額)、信じられないほど安いです。

そのほか各地で開かれている浪曲口演の情報は、浪曲協会のホームページで検索すると良いと思います。浪曲愛声会の会員も、できるだけプロの浪曲師の口演に足を運んで、参考にしています。後援会の会員になっている者もいます。

 

 

③ 浪曲全盛期の名人上手の浪曲を聴くのであれば、YouTubeもよいですが、各区市の公共図書館もおススメです。二代目廣澤虎造はじめ名人たちのCD(台本付きのものもある)が結構揃っています。

なお、浪曲愛声会の会員は何百本という浪曲(落語、講談も)の音源や浪曲の台本集を持っていて、それを貸し借りして楽しんでいます。

 

 

④ 何といっても一番手軽なのは、浪曲愛声会の稽古を見学したり、ボランティア口演に足を運んでみることです。何しろタダですから、ちょっとのぞいてみて帰ってもいいんです。(浪曲愛声会の追っかけをして下さっている方もいます)